ワールドまでネタがないので、ここぞとばかりに個別に語りたかった演技について語ります。熱い演技をキモく語ります。文章は全体的にキモめ。
まずは、GPシリーズを欠場して全米選手権からの参戦となった、経営者ことブラッドレイ。
昨年の全米選手権でのあまりにもすばらしい演技が記憶に残っている。
そのプログラムを今季も続行していたんだけれど、冒頭の4回転2本はかなり無理矢理というか、ぐだぐだというか、なんとか転ばずにこらえたという感じだった。
でもね、すごくいいね。3Aのあとに無理矢理付けた根性3Tの、こういう熱い感じって好きだ。
本人も見てる側もうわあ~~~ってなれる感じが、このジャンプから伝わってくる。
昨年の全米FSは何度も何度も観てよく覚えていたのだけれど、今年は昨年に比べて、本人が楽しんでいることがはっきり伝わってくる。
このショーと見紛うほどの大歓声、これが、この大ベテランが、実績でトップ選手に一歩及ばない彼が、ずっと積み重ねた年月の重さ、記録ではない記憶の重さだったのではないか。
なんか、お祭りみたいな熱さだったのではないかと思う。
まあ正直SPの貯金で逃げ切ったという感じは否めないけれど、この優勝はやっぱり熱い!
今季のナショナルはどこもベテランが頑張ってて感動しちゃったよね!
ちなみに映像見た人はお分かりになると思うけれど、この演技を見た日を境に、わたしはケヴィンをチャッキーと呼ぶのを完全にやめました。
そんな全米でフリー1位、神演技と話題になっていたドーンブッシュくんの演技もやっと観たんだけれど、なんていうかね、わたしはね、悔しいよ!
こんな素敵なプログラムだったのに、せっかく生で見られたのに、その時点で彼を知らなかったから、プログラムを知らなかったから、そこまで覚えていない!
くっそー、くやしいなあ。タイムリープしたい!
ロゴジンくんもそうだけれど、ズバシュ!!と降りる3Aがわたしは大好物らしい。ジャンプもバシッと降りるしコミカルな演技も素敵だ。
JGPFで見たときに「いい演技だなあ。勝負強いのかなあ」と漠然と思ったんだけれど、この演技がワールドでできちゃったら、もう、すごいダークホースになっちゃうよ。全米では元々クワド込みで2A~2Aなしの構成を予定してたみたいだけど、そっちの構成で滑りきれちゃったら本当にすごいよね。Jrワールドにも出たことがないみたいだけど、これは期待しちゃうなあ!
今回のアメリカ代表はすごく予想外だったし、3枠持ち帰れるかちょっと不安なところもあるけど、経営者も冒頭の2本クワドなんとか決めて、また大歓声の中で演技を終えられたらいいなと思う。
ロスマくんもシニア1年目でこの激戦区でワールド出場は大チャンスだと思うし、来季以降につながる演技ができるといいなあ。
わあ!予想外だけど何これ楽しみ!アメリカ素敵!
追記)ロスマくんFSの小芝居が気障ったらしくて非常にいいです(*´д`*)
大人っぽい(婉曲表現)彼によく似合っているね。ウインクして酒をあおるだけの動作に込められたあの気障オーラというか陶酔感というかがいいねw
こういう細かい部分って、現地だとなかなか見えなかったりするので、映像も見るとまた違った楽しみ方ができるね。
GPではあまりぱっとしなかった彼だけど、まさか全米で化けるとはなー。こちらも楽しみ!
さて、もうひとつ、どうしても語りたかったのが、マイヤーの欧州選手権の演技。
以下はあくまでもわたしが彼女の演技から受けた印象つーか妄想であり、文章は輪をかけてキモい。
彼女のフリーがどんな状況での滑走だったかは、みなさんご存知のことだと思うけれど、大勢の観客、特に地元の観客に囲まれての演技なんて、もう緊張とか重圧とかでがんじがらめになってしまうんじゃないかと、わたしは以前から思っていた。
そのがんじがらめの中で力を出せた人が勝つのだと、そんな風に思っている。
緊張や怪我、会場中の期待に押しつぶされそうになりながら、引退の瞬間に向かって、彼女は駆ける。
ひとつジャンプを決めるたび、彼女を縛り付けていた糸が、切れていく。
言葉にならない何かの予感が、観客や彼女本人や、すべての人を巻き込んで、ひとつの大きな渦になる。
殴りつけんばかりの歓声は、何かとんでもなくすごいことが起きると知っている。
そして四分間ののち、彼女の最後の演技は終わる。
もうね、何も言うことはないよね。
どんなドラマよりありきたりで、どんなドラマよりもずっと感動的な、完璧なドラマだった。
彼女の今までの苦しみは、すべてこの瞬間のためだったんじゃないか。そんな風に思ってしまうような演技だった。きっと彼女はこの優勝で、今までにあった無数の怪我、無数の涙も、すべていとおしい思い出になったんじゃないかなと思う。
だってこんなにしあわせに、記録も記憶も、とにかくこんな風に引退できる人が、一体歴史上に何人いたっていうんだ?
何度か映像を見ているけれど、いまだに最初のジャンプで涙ぐんでしまう。初めて見たときからこんな感じの感想を抱いていたんだけれど、うまく言葉にならなくて、出てきた言葉はただひとつ、「こんな素敵な選手を今まで知らなくてごめんなさい」だった。
ストックホルムアイスに出ていたんだね。
彼女のこれからの人生が、しあわせでないはずがない。だってこんなに素晴らしいんだから。きっとこれからずっとずっと、輝かしい人生を彼女は送るべきなんだ。そんな意味不明な確信をもって、わたしは彼女の優勝を讃えたい。
こんな素敵な選手を今まで知らなくてごめんなさい。貴女は素敵なスケーターでした。優勝おめでとう!
----------
スポーツに関しては割と精神論者なので(笑)、熱い展開っていうのが大好きなんですよ。高校時代の経験もあって、メンタルがフィジカルを超越しちゃうとかかなり本気で思ってる。
だってそうとしか思えないことって、実際、スポーツの中でたまにあるでしょう。
だからモスクワでも、そういうことがたくさん、なるべくたくさんあればいいなって、心からそう思います。もっと熱くなれよー。
そういえば、年齢的にドーンブッシュくんはもちろんだけど、田中選手やロゴジンくんは、来季からシニアに上がったりするのかなー。
強豪国はどこも激戦区でワールド代表取るのも一苦労で困っちゃうね。
アメリカ、カナダ、日本は3枠ないと来年泣きを見るぞ~。

ふぃぎゅどっとシェレペン子ちゃん。久々すぎてあんまりうまくできなかった。
ソトニ子はともかくシェレペン子って。完全に蛇足だね。
まずは、GPシリーズを欠場して全米選手権からの参戦となった、経営者ことブラッドレイ。
昨年の全米選手権でのあまりにもすばらしい演技が記憶に残っている。
そのプログラムを今季も続行していたんだけれど、冒頭の4回転2本はかなり無理矢理というか、ぐだぐだというか、なんとか転ばずにこらえたという感じだった。
でもね、すごくいいね。3Aのあとに無理矢理付けた根性3Tの、こういう熱い感じって好きだ。
本人も見てる側もうわあ~~~ってなれる感じが、このジャンプから伝わってくる。
昨年の全米FSは何度も何度も観てよく覚えていたのだけれど、今年は昨年に比べて、本人が楽しんでいることがはっきり伝わってくる。
このショーと見紛うほどの大歓声、これが、この大ベテランが、実績でトップ選手に一歩及ばない彼が、ずっと積み重ねた年月の重さ、記録ではない記憶の重さだったのではないか。
なんか、お祭りみたいな熱さだったのではないかと思う。
まあ正直SPの貯金で逃げ切ったという感じは否めないけれど、この優勝はやっぱり熱い!
今季のナショナルはどこもベテランが頑張ってて感動しちゃったよね!
ちなみに映像見た人はお分かりになると思うけれど、この演技を見た日を境に、わたしはケヴィンをチャッキーと呼ぶのを完全にやめました。
そんな全米でフリー1位、神演技と話題になっていたドーンブッシュくんの演技もやっと観たんだけれど、なんていうかね、わたしはね、悔しいよ!
こんな素敵なプログラムだったのに、せっかく生で見られたのに、その時点で彼を知らなかったから、プログラムを知らなかったから、そこまで覚えていない!
くっそー、くやしいなあ。タイムリープしたい!
ロゴジンくんもそうだけれど、ズバシュ!!と降りる3Aがわたしは大好物らしい。ジャンプもバシッと降りるしコミカルな演技も素敵だ。
JGPFで見たときに「いい演技だなあ。勝負強いのかなあ」と漠然と思ったんだけれど、この演技がワールドでできちゃったら、もう、すごいダークホースになっちゃうよ。全米では元々クワド込みで2A~2Aなしの構成を予定してたみたいだけど、そっちの構成で滑りきれちゃったら本当にすごいよね。Jrワールドにも出たことがないみたいだけど、これは期待しちゃうなあ!
今回のアメリカ代表はすごく予想外だったし、3枠持ち帰れるかちょっと不安なところもあるけど、経営者も冒頭の2本クワドなんとか決めて、また大歓声の中で演技を終えられたらいいなと思う。
ロスマくんもシニア1年目でこの激戦区でワールド出場は大チャンスだと思うし、来季以降につながる演技ができるといいなあ。
わあ!予想外だけど何これ楽しみ!アメリカ素敵!
追記)ロスマくんFSの小芝居が気障ったらしくて非常にいいです(*´д`*)
大人っぽい(婉曲表現)彼によく似合っているね。ウインクして酒をあおるだけの動作に込められたあの気障オーラというか陶酔感というかがいいねw
こういう細かい部分って、現地だとなかなか見えなかったりするので、映像も見るとまた違った楽しみ方ができるね。
GPではあまりぱっとしなかった彼だけど、まさか全米で化けるとはなー。こちらも楽しみ!
さて、もうひとつ、どうしても語りたかったのが、マイヤーの欧州選手権の演技。
以下はあくまでもわたしが彼女の演技から受けた印象つーか妄想であり、文章は輪をかけてキモい。
彼女のフリーがどんな状況での滑走だったかは、みなさんご存知のことだと思うけれど、大勢の観客、特に地元の観客に囲まれての演技なんて、もう緊張とか重圧とかでがんじがらめになってしまうんじゃないかと、わたしは以前から思っていた。
そのがんじがらめの中で力を出せた人が勝つのだと、そんな風に思っている。
緊張や怪我、会場中の期待に押しつぶされそうになりながら、引退の瞬間に向かって、彼女は駆ける。
ひとつジャンプを決めるたび、彼女を縛り付けていた糸が、切れていく。
言葉にならない何かの予感が、観客や彼女本人や、すべての人を巻き込んで、ひとつの大きな渦になる。
殴りつけんばかりの歓声は、何かとんでもなくすごいことが起きると知っている。
そして四分間ののち、彼女の最後の演技は終わる。
もうね、何も言うことはないよね。
どんなドラマよりありきたりで、どんなドラマよりもずっと感動的な、完璧なドラマだった。
彼女の今までの苦しみは、すべてこの瞬間のためだったんじゃないか。そんな風に思ってしまうような演技だった。きっと彼女はこの優勝で、今までにあった無数の怪我、無数の涙も、すべていとおしい思い出になったんじゃないかなと思う。
だってこんなにしあわせに、記録も記憶も、とにかくこんな風に引退できる人が、一体歴史上に何人いたっていうんだ?
何度か映像を見ているけれど、いまだに最初のジャンプで涙ぐんでしまう。初めて見たときからこんな感じの感想を抱いていたんだけれど、うまく言葉にならなくて、出てきた言葉はただひとつ、「こんな素敵な選手を今まで知らなくてごめんなさい」だった。
ストックホルムアイスに出ていたんだね。
彼女のこれからの人生が、しあわせでないはずがない。だってこんなに素晴らしいんだから。きっとこれからずっとずっと、輝かしい人生を彼女は送るべきなんだ。そんな意味不明な確信をもって、わたしは彼女の優勝を讃えたい。
こんな素敵な選手を今まで知らなくてごめんなさい。貴女は素敵なスケーターでした。優勝おめでとう!
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スポーツに関しては割と精神論者なので(笑)、熱い展開っていうのが大好きなんですよ。高校時代の経験もあって、メンタルがフィジカルを超越しちゃうとかかなり本気で思ってる。
だってそうとしか思えないことって、実際、スポーツの中でたまにあるでしょう。
だからモスクワでも、そういうことがたくさん、なるべくたくさんあればいいなって、心からそう思います。もっと熱くなれよー。
そういえば、年齢的にドーンブッシュくんはもちろんだけど、田中選手やロゴジンくんは、来季からシニアに上がったりするのかなー。
強豪国はどこも激戦区でワールド代表取るのも一苦労で困っちゃうね。
アメリカ、カナダ、日本は3枠ないと来年泣きを見るぞ~。
ふぃぎゅどっとシェレペン子ちゃん。久々すぎてあんまりうまくできなかった。
ソトニ子はともかくシェレペン子って。完全に蛇足だね。
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