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留学生活、続行。そんなスケオタブログ。
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彼女はきっと、どこにでもいる女の子なのだろう。圧倒的な力も絶対的な強さもなく、感情にまかせて泣いたり飛び跳ねたりするような、当たり前に弱くて素直で明るい、そんな普通の女の子。
だけど、もしこの世界が少女漫画だとしたら、きっと主人公は彼女のような普通の子だと、わたしは思う。


……これは随分前、具体的にはロシア選手権の後くらいにふとメモしておいた文章なのだけれど。
残念ながらこの世界は少女漫画ではなかったから、表彰台には上がれなかったけれど、それでも彼女は少女漫画の主人公のように、あまりにもすばらしい演技をした。
実際、女子FS終了直後のわたしの気持ちは、決して穏やかなものではなかったのだけれど、一夜明けてからは、なにかぼんやりとした塊みたいなものが頭の奥に残っていて、そこからじわじわと暖かさが広がっていくように、少しずつ嬉しくなってきた。

順位はどうでもよかったんですが、アリョーナがあまりにもいい演技をするものだから、表彰台まであと1点のところまできてしまったから、わたしはコストナーが表彰台に上がったのもとても嬉しかったのに、どうしても欲が出てというか、複雑な気持ちになってしまいましたね。
これから彼女が世界選手権の枠を勝ち取るのがどんどん難しくなっていくことを思うと、すごく惜しいなーと思います。
でも、まだ演技見直してないんですが、本当にしあわせな気持ちになったんです。メンタルの弱い彼女が、自国開催の重圧の中、あこがれのスルツカヤの前で演じきった魔女!
表情もスピードも笑顔も、最高にハイになってもう全部があーってなるあの最後のスピンの前の感じも、会場の大きすぎる歓声も、感極まったガッツポーズもリンクへのキスも涙もキスクラでの絶叫も、もう何か全てが素晴らしかった。
この選手を好きでよかった、と思いましたね。なんだか誇らしい気持ちにすらなります。

もう今回のレオノワには誰も文句はつけられないと思います。だってあの自爆癖のある彼女がSPFS両方揃えてなんとフリーはTES2位ですよ!
これをきっかけに彼女も一段階上の、つまりトップ選手になったりするかもしれませんね。
彼女はジュニア勢の代わりではない。フィギュア帝国ロシアの、素晴らしいスケーターの一人なんだと、そう確信できました。
わたしは、こんなにしあわせにひとつの大会を終えたのは初めてです。嬉しくて仕方がない。これからも、いいときも悪いときも、彼女が氷上にいる限り応援し続けたいと思います。

乱文ですが取り急ぎこんな感じで。ちょっとバイトが忙しくて、落ち着いて演技を見直す時間がまだとれないのですが、少しずつ世界選手権を振り返っていきたいと思います。
あと好きなプログラムについて熱くキモく語るのもまたやりたい!今季のベストプログラム選考も楽しい!

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