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留学生活、続行。そんなスケオタブログ。
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ブログを開設してフィギュアスケートカテゴリを作った理由のひとつに、誰にも迷惑をかけずにフィギュア語りしたいというのがありまして、mixiで語っても多分誰もわかってくれないし、自分の巣でこそこそ自己満足やってる分には誰にも迷惑をかけないので遠慮なく語ります。
フィギュアスケートを見るようになって4ヶ月か5ヶ月くらい。周りにあまり理解者がいないので、色々、色々、語りたいことがある気がします。
ちなみに男子シングルがメインになります。他はまだまだ知識を増やしている段階なので。
長い、支離滅裂、自分勝手!上等!

やっぱり最初は、この人でしょう。続きから。

「芸術面では僕に勝る選手はいない」

わたしがフィギュアを見るようになったのは3月ごろからで、いわゆる典型的なバンクーバーニワカの一人である。否、バンクーバーニワカにすらなりきれていない。男子FSの日、わたしは帰省していたにもかかわらず友人の家に泊まっていた。姉からのメールで「プルシェンコが負けたあー」なんて聞いて、「ふーん」とか思って、そのときはそれだけだった。

本当に偶然だった。
オリンピックの後、3月に入ってから、わたしはふっと思い出したのだ。日本でちらりと見かけた、オリンピックの優勝候補選手を特集した番組。プルシェンコともう一人、なんかスイスの人がいた気がするんだけど、あの人どうなった。メダル取ってなくね?
そうして動画を検索して見つけたのが、ランビエールのオリンピックエキシビジョン「Ne me quitte pas」。
ルールも何も知らなかったころのわたしが、何も知らないなりに衝撃を受け、何も知らないなりに感動し、何も知らないなりにそのスピンを綺麗だと思ったのだ。
今でも一番好きなプログラムだと思う。

そこからは一直線に、最短ルートで落ちていったように思う。Youtubeにアクセスできない中国で、ニコニコ動画を頼りに彼の動画を探した。赤い猫さんは見なかったことにした。
Wikipediaやインタビューから彼の性格や世界観も知っていって、ますますプログラムが面白く思えた。彼が文字通り世界のトップ選手だったことも、トリノオリンピックの表彰台でえぐえぐ泣いていたことも知った。知って、知って、本当に後悔した。もっと早く、せめてもう少しだけ早く彼を知っていたかった。

彼の代表作について語るとき、「四季」と同じかそれ以上の割合で「Poeta」が挙げられるように思う。わたしは最初このプログラムがあまり好きではなかった。なぜならわたしは前髪フェチだから!(笑)
まあランビエールの最初の印象は「何このイケメン」だったし、最初は顔が好き、だったのかもしれない。
でも今、ここ2ヶ月くらい、このプログラムのよさが分かってきた気がする。「沈黙のディフェンディングチャンピオン」――トリノオリンピック後のシーズン、世界選手権2連覇、スランプ、欧州選手権欠場を経て東京ワールドに臨む彼のプレッシャーを考えれば尚更、このプログラムは、熱い!

わたしには芸術性とか表現力というものがよくわからない。ジャンプが見分けられるようになった今でもよくわからない。それでも思う。フィギュアスケートは芸術だと断言する彼の演技は、その言葉どおり、芸術であると。

でも彼のすごいところは、芸術でありながらしっかりスポーツであるところだと思う。確かオリンピックでも、SPとFSで合わせて3本のクワドを跳んでいた。
3Aが苦手な彼なりの挽回方法だったのかもしれないけれど、芸術を重視する彼だからこそ、技術の大切さをよく分かっていたのだろうと思う。技術のある選手には芸術がない、逆もまた然り、そんな風潮がメディアにはあるが、ランビエールは確実に、技術と芸術を両立した選手の一人だと思う。

彼を知ったとき、もっと早く知っていればよかったと思った。
彼が競技復帰組であり、わずかな点差でメダルを逃したことを知ったとき、なんでメダルみっつしかねぇんだよ!と思った。
4位、4位。0.51点差。あのジャンプひとつ、片手をつかなければ。
そこまで思って、思い出した。わたしも似たような思いをしたことがある。
高校時代ハンドボールで頭がおかしくなっていたわたしは、スポーツに臨む人間の心というものに非常に強く共鳴してしまうのだ。
トリノオリンピック表彰式での涙、復帰時の「金メダルが欲しい。あはあはあはん♪」という言葉、そしてオリンピック後のドキュメンタリー。彼のつらさが自分のことのように感じられた。
彼のつらさは都大会止まりのわたしと同列に語れるようなものではないのだろうが、試合に臨む気持ちに大会の大小は関係ないとも思うんだ。

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ここからくだける。
この人えろいよね(・ω・)そこがいいんだよ。
たぶん女好きだよね。イケメンは何やっても許されるね。
好きなエキシビジョン&ショーナンバーは前述のぬぎっぱ♪、ロミオとジュリエット、ブエノスアイレスの秋(音楽がいいんだ!)、そして最新のLet the Good Times Roll!荒川静香とのペアもいきいきしてて(笑)大好き!このセクハランビめ!色気だだもれになってるぞ!
好きな衣装はポエタ、テル、椿姫。椿姫はもう、なんなの?乙女ランビエールに王子様衣装なの?スイス連邦のランビエール王子?
顔は年々若返るとか言われているけど、髪は年々重力に逆らうのをやめているよね。坊主が伸びたあとの斜め前髪が好きです。振り分け→演技→激しい動き→前髪が落ちる!二次元的な意味で萌え!

ランビの何がいいって、いや全部だけど!あえて言うなら、氷上に鋲で打ちつけられたように軸のぶれないスピンと(初見でびびった)、首!そして首~肩~腕~指先!
首は初めて見たときからなーんか他の人と違うなーって思っていたんだ!
引きカメラでも首だけでランビって分かるんだよね。何でこの人こんなに首に表情あるの?首だけでえろいってどういうこと?
あとランビのイーグルが好きです大好きです。ランビでイーグルに目覚めた自信があります。最近は誰のイーグル見ても胸が高鳴る。

四季を聞いていたら馬が聴こえたとか、そして心の深いところでしまうまを感じたとか、別世界へ飛んでいける羽をもったしまうまとか、実績がなかったらただの電波ちゃんになっちゃうポエム発言もイイヨイイヨー!実際周りにいたら若干面倒くさそうな空気読めなそうな性格もライーヨー!……いや、ストイコは関係ない。
今季の高橋大輔、デニステンなどの振り付けを担当し、これから振付師としても活躍してくれそうなランビ。ぜひともプロとして振付師として、ランビにしか表せない世界を魅せていってほしいと思います。高橋とデニテン君を要チェックだ(`・ω・´)!
ランビにしか表せない世界というのが、確実に、あると思うから。
生で見られることなど一生ないと思っていたけれど、雪組ショーに出演するのだね。行けるといいなあ。

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ここからまじめにもどる。
競技というのは結果が全て。これは常識だ。
しかし、ある意味においては結果は全然重要じゃないのではないかとも思う。
記録に残れる選手はほんの一部だけだが、記憶に残る機会は誰にでもあるのではないか。
記録に残れない選手、たとえば五輪出場を逃したり、五輪で悔しい結果となった選手。
何十人何百人の手が届かないからこそ、みっつのメダルは貴い。
夢を叶えられる選手より、夢を叶えられない選手の方がずっと多い。ある意味、そういう選手こそが世界をまわしている。
けれど、夢を叶えられなかったからといって、その選手のやってきたことが、がんばりがなくなるわけではない。
記録的にはたいしたことのない選手がいたとして、でも誰かがその選手のことを、その選手ががんばったということを覚えていれば、人の記憶に残ることができれば、それは十分に価値のあることなのではないか。

そんなことを思いながら、先日、動画を作って投稿した。
悔しい思いをした選手、でもあなたたちは十分かっこいいよ!とか、そんな感じ。
もう3,4人語れたら晒したい……かなあ。とりあえずあの動画を作るきっかけになった選手については語りたい気がする。

個人的に五輪やワールドの4位というものは未来ある若い選手であって欲しい。いたたまれなすぎる。もちろん4位でも十分すごいのだけれど、3位と4位の間には計り知れない距離があるような気がする。

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