Cup of China the 2nd day

感心したり、ときめいたり、悲しくなったり、感動したり。
本日は「真央のタンゴの衣装変じゃね！？」と仰っていた真央ファンで高橋ファンのお姉さんとの会話をご紹介します。

「小塚とマオは付き合ってないの？」
「えっ……と、多分昔から仲がいいだけじゃないですか」
「なーんだ……(´・ω・`)」
「えっ」
「タカチャンはマオのこと好きなの？」
「えっ……あんまりそういう感じじゃないと思いますけどｗ」

なにこの世界共通感。
なんか期待に応えられなくて申し訳なかったので、小塚くんが真央ちゃんを横浜まで連れて行ったというエピソードで和んで頂いた。
お姉さんの話では、信夫先生いわく真央ちゃんの調子は「少しずつ適応している」状態。ジャンプについて尋ねると、信夫先生は(非常にかわいらしく)苦い顔をされていたそうです。連れの方はノートに色んな選手のサインをもらったそうで、小塚くんのサインの次のページには綺麗な字で
佐
藤
信
夫
と書かれていました。

スポーツだもの、順位が付くのはあたりまえ。
楽しかったりちょっぴり切なかったり、そんな二日目、つづきから。

素人目線なので何かの参考にしないでください(*´・ω・`*)

◆アイスダンス
ジャッジ反対側の最前列、選手出入り口の目の前で観戦。曲調がガラッと変わる組が多くて楽しかったな。
中国組の演技中、何か動くものが視界に入って目を落とすと、ハベル兄妹がリンクサイドに出てくるところだった。お兄さんがこちらを向いたとき、イケメンすぎて思わず笑顔になったらニコッてしてくれた。
惚れた。惚れたマジで。髪がちょっと長めでサスペンダーしてて、なんかこのままThe Kooksの新メンバーになれそうな雰囲気だった(Kooksあんまり知らないけど)。
ショートダンスでDED-3がついて出遅れてしまったハベル兄妹だけど、フリーダンスで順位を上げてたね。確かスピンのところの曲が、べるるんのカクカクロボのカクカク動きの部分と同じだったような。
アイスダンスではペアのような高いリフトができないので、男性の肩のあたりで女性を回すようなリフトが多いと思うんだけど、やっぱり上位の選手ほど無理矢理やってます感がないね。
スカリ氏の衣装がすごくすごかった。なんかすごい何にも例えられないすごさだった。ガツガツキラキラしてた。カスタネットが印象的なかっこいい曲だったけど、最後のリフトでバランスを崩して転倒してしまったのが惜しい。
衣装で印象に残ってるのがハンガリーのホフマンさん。ぽわんとしたワンピースが普通にパーティで着られそうなデザインでとってもキュートだった。そして胸元自重。あとカナダのヒル氏、えーと……ランニングシャツ……(‘ｖ‘)？


◆女子
もともと5人の第1グループから、さらに中国選手が棄権して4人になっちゃった。
ミンジョンへの歓声が少数精鋭ですごかった！ﾎｰｯ､ﾎｱｱｰｯ!!的な。彼女は細すぎて着氷踏ん張れないのかなぁ。折れそうで心配になる。
あとドブスちゃんの衣装がとっても綺麗だった。

→レオノワ
うーん。辛勝かな。ミライのミスに助けられたと言わざるを得ない……
髪飾りやめちゃったんだー残念。彼女の衣装は全体的にギュルギュルしてるのが多いけど似合ってるからいいや。
ジャンプは昨日より安定してたと思うけど、詰まったりしていたのでちょっと不安だった。3S-1Lo-3Tのシークエンスをやっていたように見える。いやわかんない。適当に言ってる。(※追記:3T-1Lo-3Sでした。常識的に考えて。)
笑い声のところの振り付けがいたずら好きの魔女っぽくてすごくかわいかった。生で見ても表情までは見えないので、これは後で絶対に動画を見る。このテーマとレオノワの笑顔は絶対相性いいって。

→冰娃ちゃん
1番滑走でいきなりSP4位につけた彼女。
ものすごい歓声の中、上位選手に挟まれての滑走ですごく緊張したと思うけど、転倒はあったものの大崩れすることなく滑りきれて感動した。
ただコンボのジャンプが二回くらい1Tになっちゃってたので惜しかったなー。まぁザヤ対策という面で1Tきちんとつけられるのはすごい。
李成江氏がキスクラに座ってたね。あの面子に次いで総合5位ってすごいよ。陳露さん以来の中国女子ﾊｼﾞﾏﾀ？これはまぐれじゃないと期待していいのかな。

→ミキティ
ジャンプの安定感がちがう～。
JOのときより大分滑り込めているようでしたが、とにかく後半にジャンプ！ジャンプ！という印象で、これは技術点高いわけだわ。
ジャンプのミスもなく(もしかしたら最初の3Lz-2Loは3Lz-3Loの予定だったのかもしれないけど)、貫禄のある演技で会場全体が盛り上がっていた。
今日のモロゾフスイッチはストレートラインステップでした。

→あっこちゃん
手拍子せざるを得ない何かが彼女にはある。安藤選手の後でプレッシャーが大きかったかもしれないけど、よかったと思います。
あっこちゃんのジャンプも他の選手より安定感があると思った。ただ今回抜けがあったね。
ここまでステップで盛り上がる女子選手も珍しいと思うよ。あと長久保先生ｶｺｲｲ

→ミライ
キャーSP番長ー！キモノ衣装かわいいー！
やっぱり体がやわらかい選手のスパイラルは見ていて楽しいな。
怪我で十分な練習ができなかったにしてはとてもよかったと思うけど、ジャンプが少しあやうくなっちゃった。
レオノワと2点差だから、Aが2Aになってれば3位だったな～。本当に惜しかった。次がんばって！
追記)ザヤってたのね……それは駄目っすよミライさん……。
確かに大崩壊じゃなかった割に点数低くて疑問だったんだけど、そういうことだったのね。関西大学国際学部にてお待ちしております。


◆男子
これが……自爆というものなのか……。
呉家亮選手、冒頭で3A-3T,3Aを豪快に決めて、これはｷﾀｧ!!と思ったらステップでトウをひっかけて転倒。その後流れが崩れてしまってジャンプ、最後のスピンでも転倒。最後どうやって終わればいいのかちょっと困ってたよ。。。
リーバース？リーベルス？は最初と最後のポーズがすごくイケメンの有効活用で、周りの人笑ってた。最初の3Fかな？が、回ってから降りるのが見えて綺麗だった。
町田選手は4T転倒だったかな？と、ジャンプ抜けがあったはず。本人的には悔しい出来なのかもしれないけど、それでも総合でジュベールに次ぐ5位！あとズボンの質感面白いね……。
ロスマくんのステップから始まるプロが見られてうれしかった。すごく珍しいよね。始まり方や終わり方が特徴的なプロっておもしろい！

→コンテ
髪が伸びた＝イケメン。
開場してほぼ一番乗りで入ったときに、金髪女性と一緒に前の座席に足かけて座ってたのは多分彼だ。
なんかエスニック？っていうのかな？面白い曲だった。
4分以降に3-3含むジャンプが2つだったか入ってて、おいおい間に合うんか！？って思っちゃった。フリーがいい演技だった分、ショートのジャンプ抜けが残念。
ところで皆さんに訊きたいんだけどコンテってこんなイケメンだったっけ。上目遣いするとちょっと怖いけどｗ

→ヴォロ
………………。
衣装はアブトさんのラフマニノフ衣装にトイレットペーパーをたくさん付けたみたいなやつ。ひらひらしてた。
追記)よく見たらアブトさんもひらひらいっぱい付いてたね。アブトさんよりヴォロのが全体的に白めだからトイレットペーパーに見えたのかな。しかも曲も同じとかどんだけリスペクトだよ。
前髪なかったけどオールバックよりはましだ！許す！ｗ
……最初の4Tをなんとか転ばずにこらえて、3Aの助走に入って----でも跳ぶのをやめてしまって、あれ、足ひきずってる、と思ったらぐるりとリンクを回った後にコーチとレフェリーと言葉を交わして、そのまま退場してしまった。どうしたんだろう。怖いよー怪我怖い。
まさか棄権とはなぁ……ヴォロの演技見たかったよう。
元々怪我持ちだそうなので、それでもクワド入れるのはすごいけど、とても心配になってしまう。エリックいけるかなぁ。お大事に……。
追記)見てなかったんだけどムロズさんがヴォロにぽんぽんしてたとかマジぱねぇっすムロズさん惚れます。

(ところでわたしはアクセルの助走をする人間の真剣な横顔というものが大好きなのだよ。やたら格好よく見えないか。ジュベールだけは振り向いてすぐ跳ぶけどね。)

→ムロズさん
ムロズ祭りの準備はよろしいか。
ヴォロが棄権したことで早く滑ることになってしまったムロズさんだけど、そんなことは微塵も感じさせず、というか……これはいわゆる神演技というものだったと思う。4回転も3Aも入って、ガッツポーズ出たよ☆
会心の演技に本人も大喜びで、ぱちぱち手を叩いてた。やだムロズさんかっこいい……片手グローブもかっこいい…

→ベルネル
衣装がシンプルだけどかっこいいね！きらきら片手袋だよ！
マイケルEXをご存知のファンの方からはあまり評判がよくないみたいだけど、キレのある動きで会場も大興奮だった！
中国人のお客さんはなんか世界王者が出るらしいんで来ましたみたいな、客席でポップコーンぼりぼり食ってるような人もけっこういるんだけど、でもこういう分かりやすいノリノリプロだと、もう全員手拍子大歓声になっちゃう。
いっこだけジャンプが2回転になっちゃったけど、あとは目立ったミスはなかったかなー。退場するときもムーンウォークしてみせたり、そうやって観客を楽しませてくれるベルネルは本当に素敵だった。

→ジュベール
流れるレインボーウロコ衣装……。しかもこれ、よく見ると一部メッシュなんだね。実はジュベールは皮膚呼吸する生物で、衣装を透けさせないと窒息してしまうんじゃないか？
ジュベールって上下つながってない衣装とかシャツ系すごく少ないよね。2002スケアメの衣装とかかっこいいし、似合うと思うんだけど。コンテのSPみたいな燕尾服見てみたかったよー。
転倒こそないものの、ジャンプは全体的に精彩を欠いていた印象だった。最初の4Tが単独であれ？と思ったんだけど、3Aも一個2Aになっちゃったし……最後の方のジャンプはステップアウトしたけどなんとかシークエンスにつないだように見えた。
彼はステップやスピンのレベルを取りこぼすこともあるし、点数はこんなもんかなぁ。うーーーん……でもやっぱり彼が表彰台に乗れないというのは、なんというか、ショックというか、え？というか。全制覇のかかった大会だっただけに期待もあったし、キスクラでの少し寂しそうな表情が忘れられない。

→小塚
うちのパソコンは「こづか」で変換するといつも「金束」が最初に出るんだ。
完成度の高い演技でぶっちぎり優勝！4Tもなんとか降りたし、3A二本も成功して、全体の流れがとてもよかったと思う。
うわさのコレオステップはもう、何が何やら！すごいことやってるんだろうけどどういう風にすごいのかわかんない(･∀･)！
最後の連続ジャンプを決めたところで信夫先生も思わず拍手。そのあとお迎えが間に合わなくて走ってたｗ
あとなんかニュースで、日中関係のことで心配していたけど声援をもらえてよかった、みたいなコメントをされていたそうで。そうだよー！中国人もがんばってﾀｶｼﾞｬｰﾝ!!って叫んでたんだよ！(ちゃん＝中国語で醤と当てる)

というわけで小塚-ムロズさん-トラ-ジュベール-町田-コンテ-ロスマ、という順位になりました。
ヴォロが心配だ……本当に怪我というのは不可抗力で、でもそれでも本人がスケートを続けているのだから、できる範囲で頑張ってほしいし、報われてほしいよ。ううー。


◆ペア
第一グループ4組中3組が紫色の衣装。中国ペアがリフトで体重を乗せ切れずに失敗してた。
3位に入ったアメリカのロシア風美女はSPもFSも背中が大胆に開いた衣装でけしからんね。
4位のロシアン幼女はジョニーの2004年頃のような水色の衣装だった。かわいかったよ。しかしあまりにも小さい。
スイハンはなんとなんと、4SThやってくれました！！！ぅゎょぅι゛ょっょぃ。
SBSジャンプで男女一回ずつ転んじゃったけど、SBも更新！これSP1位になってたらどうなってたんだろうな。パントンの後に滑走はプレッシャーがすごそう。
パントンは相変わらずのバカップルぶりを堪能させてもらいました。中国語には黙契という単語があって、声を出さなくとも息がぴったり合っていたり、心が繋がっているような状態を表す言葉なのだけれど、この言葉は本当に雪組やパントンにぴったりだと思う。
しかしペア選手のSBSジャンプってけっこう厳しいんだなー。クリーンに決まることってなかなかない。セカンド3Tつけられるのは世界でもちゃんずだけみたいだしね。


◆表彰式
男子だけ書く！男子だけは書く！

一番人気はベルネル。もう中国人もみんなﾄﾏｱｧｧｽ!!!つって手振られるとｷｬｰｰ!!!って。
で、表彰台で記念撮影をした後、手を振りながら移動して、また別の場所で撮影をするんだけど、そのときトラだけ二人と逆方向に向かってて、あれ？と思ったら、

花束を　投げた。

なにこのトラ惚れる。どんだけいい男なんだよ。写真撮るときも何か決めポーズとってるし。こいつ声援を一人で持っていきやがった。
そんなベルネルを見た小塚君が、負けじと移動したあとに投げてた。そしてムロズさんはタイミングを失った。かわいい。
……かと思いきや、撮影後にわざわざちょっと移動して投げてくれた！！ムロズさんかっこいいー！！
わたしの目の前の人がキャッチしてたよ。薄ピンクの薔薇と黄色っぽい百合の花束だったかな。

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ごめんなさいちょっと寝たいので寝ますすみません。細かいところとか何か抜けてる気もするけど、一日目のほうも含めて、もし思い出せたら足します。
出場したすべての選手に惜しみない拍手を。
台乗りしたすべての選手にあらん限りの賞賛を。
台乗りできなかったすべての選手に精一杯の激励を。
一人の人間が、このスポーツに自分の人生を賭けたり、プライドを賭けたりする。何万回の失敗を重ねて、そして最も輝ける数分間のその時に、そこに居合わせたことを、嬉しく思うんだ。
素敵じゃない選手なんていなかった。この先のどの試合もきっとそうだ！