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留学生活、続行。そんなスケオタブログ。
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中国スケ連の公式を見たら中国杯に関するニュースが上がってきていたので、冰娃ちゃん、パントン、スイハンを中心に適当に訳します。とても長いです。

まず、パントン関連。
NHK杯に続き中国杯でも優勝、あっさりとGPF出場を決めたパントンですが、中国杯での出来には自分たちでも失望している様子。
NHK杯で目立ったレベルの取りこぼしも調整しなきゃいけませんし、五輪シーズンの後なので比較的長めにオフを取っていたこと、また多少の怪我や病気(くわしく触れられていないので大したことなさそうですが)の影響もあり、なかなかうまくコンディションを整えられなかったようです。
特にフリーでいくつかの要素がレベル1、2になってしまい、改善に苦労しそうだと清さん。GPファイナルまでの時間でうまく調整して、ファイナルでは自分たちの本当の実力を見せてやんよ!と健さんがコメントしています(いや、こんな口調じゃないですが)。
技術面も表現面もさらに進化した、お腹いっぱいなラブラブ愛の夢に期待したいところ。会場の温度上がりそうだ。

次、姚濱コーチのインタビューもありました。
パントンの出来については「不完全」。その原因のひとつとして「プレッシャー」を挙げています。格上の選手と試合をするときはプレッシャーというのはあまりないけれど、若い選手と一緒の試合だとプレッシャーが大きくなるという。
守る側というのは得てして怖いものです。追う側は失うものがありませんからね。わたしもハンドボール時代にさんざん経験したなぁ。
昨シーズンまるごと完全試合とか達成しちゃってたスイハンが初めてシニアの国際大会に出て、ショートでは転倒2にもかかわらずパントンとけっこう僅差だったので、やっぱりプレッシャーが強かったのでしょうね。
姚濱コーチはそんなスイハンにも言及しています。技の成功率が高く、サイドバイサイドのジャンプでミスをしてしまったのが少し意外だったとか。
スイハンが雪組、パントン、ちゃんずに次ぐ次世代の中国のエースになれるかに関しては、「技術面はかなりの域に達しているが、特にシニアに上がってからは、また別の問題に直面することになるだろう」として、長い目で見守りたいという考えらしく、それでもこの中国杯を通して、コーチもスイハンに対してかなり自信を持ったようです。シニアデビューで2位だもんね。すごいよね。スイちゃんまだ15歳だよ?
最後に、フィギュアがまだまだマイナースポーツの域を出ない中国ならではの悩みもあるようです。
「ロシアに比べて、中国は選手層が薄い。五輪で中国ペアに負けてから、ロシアはコーチや練習場所を増やして、ペアにも本格的に力を入れだした。期待できる若い選手もかなり多い。でも中国は2,3組だけ。だから中国ペアのこれからについても楽観はできない」
ジュニアに于小雨&金揚という選手がいて、GPF出場も確定してます。彼らが中国ジュニアペアの二番手なんでしょうね。
雪組のフィギュア普及活動が実を結べば、中国のフィギュアももう少し活性化しそうなんですが。個人的にはシングルももっと頑張ってほしいんだ。

そしてスイハンの記事。
シニアの初戦、しかもホームということでやっぱり緊張もあって、ジュニアワールドのような演技はできなかったとハンくん。
「サイドバイサイドのジャンプで転んだのは別に緊張とは関係なくて、ただ試合前のアップのときに腰を痛めてしまったんだ」
薬を塗ってアイシングもして、試合ではなんとか頑張ったようです。この怪我は長期間の訓練でたまった疲れによるもので、数日調整すれば治る程度だからこの先の試合には影響しないと本人は言っています。よかったね。
フリーではスイちゃんもハンくんも一度ずつ転倒してしまったわけですが、スイちゃんは逆に「お客さんの雰囲気もも昨日より熱かったし、相方が試合前に怪我もしてしまったし、だから精神面に少し影響があった」とコメント。実際フリーのときの歓声はマジですごかったんだけど、二人ともよくがんばりました。
先程も言及した、彼らが中国のエースに、もっと言えば雪組みたいになれるのか?については、二人ともまだそこまで考えていないみたいです。「自分たちはただ一歩一歩前進していくだけ。国がここまで応援してくれているのだから、もっと努力して、いい成績で恩返ししたい」とのこと。
彼らは雪組が憧れであり目標でもあるみたいで、「彼らとの差はまだまだ大きいし、学ぶことがたくさんある。特に動作の細やかさとかね」とハンくんも言っています。雪組どんだけ偉大なんだよマジで。
パントンもスイハンの活躍を喜んでいるようで、「ここ数年、進歩が早い。今年はトップ選手が競技に出ないことも多いし(五輪後だからかな?)、若い選手が力を示す機会になる。ただ成功への道はとても辛くて長いから、すべての試合で実力を発揮できるよう努力を重ねてほしい」と健さんがコメントしています。

最後に、みんな冰娃ちゃんをもっと知ろうぜ!
冰娃ちゃんはチチハル出身の16歳……と書いてあるけど、94年表記と95年表記があるようだ(Wikipedia先生より)。はっきりしてよ!いつの時代だよ!
彼女は昨年の中国杯でシニアの試合に初出場し、そのときは11位。今年は1番滑走からのスタートでSP・FSともに4位、全部の項目でパーソナルベストも更新して総合5位。これはここ10年の中国女子シングルでトップの成績なんだって。
そんな彼女のコーチである(Wikiには載ってないけど)李明珠さんは、「氷上胡蝶」こと陳露や、アメリカのキャロライン・ジャンを育てた指導者。李コーチはアメリカで活動していたようで、冰娃ちゃんもアメリカにいたんだとか。今年に入って李コーチが中国チームで女子シングルの指導者になることが決まって、冰娃ちゃんも一緒に中国に戻ってきたそうです。
Wikipediaの振付師の欄に「カレン・クワン=オペガード」という名前があるんだけど、これはクワンのお姉さんだよね?コーチもキャロちゃんの指導者だし、そっち方面と繋がりがあるのかな。
ショート後のコメント↓
「中国杯に参加するのは今回で2回目だったから、去年よりは落ち着いて滑れた。会場の雰囲気も分かっているし、心理的にも大人になったし。だから力を発揮できたと思う」
「コーチに感謝したい。コーチは技術面から日常の細かいことまで、たくさん助けれくれる。明日はもっとうまく滑りたい」
フリー後のコメント↓
コーチ「総合的に見て、冰娃の演技はなかなかよかった。昨日のショートでのPCSはもっと出てもいいと思うけど、1番滑走だし、国際大会でもまだ結果を出せてないし、多少低いのはまぁ普通のこと。今日のフリーはもうちょっと思い切ってやれば、最初のコンビネーションも決まっていたと思う。多少迷いがあったり、自信に欠けていたのがミスの原因」
冰娃ちゃん本人は今回の出来を「90点」として、「今日のコンボがうまくいかなかったのは、最初のコンボを跳ぶ前に、絶対成功させなきゃ、と考えすぎてしまったこと」
コーチいわく今後の課題はPCSとつなぎだそうです(専門用語わからん……でも多分つなぎだと思う)。
これから安定していい演技ができるようになればPCSも上がっていくでしょうし、去年から今年までの成長ぶりや年齢を考えても、ソチへ向けての中国エースになるかもしれません。スピンのレベル完璧に取れてるおかげで、ショートのTESが安藤選手より高いんですよ(安藤選手はスピン取りこぼしあり)。←フリーでもスピンのレベルは3,4,4だよ!チゴイネ!!
キムヨナ選手に憧れているという冰娃ちゃん、GPシリーズのエントリーは中国杯1試合のみだけど、四大陸など期待しよう。

☆名前発音してみようぜ☆
いくら李成江氏がキスクラに座ってたからってチェンジャン子はねーよ。
というわけで拍手でも質問いただきましたが、もともと彼女の名前の発音については書きたいと思っていたので書きます。
苗字の耿(Geng)を日本語でどうやって説明したらいいか姉と相談したところ、グンとゲンの中間グン7:ゲン3くらいゲンの口の形でグンと言う、という結論に達しました。わかんねーww
名前の冰娃(Bing wa)は比較的素直な発音で、ビンワーみたいな感じです。四声は耿\/ 冰― 娃/ です。これで完璧だね!
中国語の発音に、必要なのは勢いだけさ。
あっでもすごく発音しづらいと思うんで、こうひょうわちゃんでも全然いいと思いますw でも彼女の名前は説明しやすい方です。

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スイちゃんのお名前は隋文静といって、文静というのは中国語でおしとやかという意味の単語なんです。だから日本語で言うとしずかちゃんって感じかな?
4STh跳んじゃうしずかちゃん。どんだけ最強幼女だよ。
あとロシアン幼女のペア、日本語で書くと「リュボーフィ・イリュシェチキナ&ノダリー・マイスラーゼ」だって。覚えられるかヽ(`д´)ノ

テスト終わったけどレポート終わってない。
今北京の日本文化中心でいわさきちひろ展やってて、来週で終わっちゃうので、今度急いで見てきます一人で。
えっ、スケアメ始まってるの?りっぽんが頑張らないとまた君が代流れちゃうぞ。

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日中
 最近、中国語を少し習いました。 
 先生は中国人女性、美人で聡明、美声です。根気よく四声を教えて下さいました。
 四声とe、zh・ch・sh・rは日本人にとっては難しいですね。「Gengをゲンの形でグンという」のはとってもわかりやすいです。
 お尋ねしたいのですが、「一衣帯水」という言葉、日本に対してどのような感覚で使われるのでしょうか。上から目線?親しみ?日本以外にも使われますか?
やじゅ 2010/11/19(Fri)11:42:17 編集
Re:
こんにちは!中国語習われてるんですね!
一衣帯水という言葉は親しみを込めて使うみたいですよ。日中の関係が密接だった古代にできた言葉だからですかね。
日本が中国に対して「ご近所」とか「お隣さん」と呼ぶよりも少し好意的な感じだそうです。母の受け売りですがf^^;
基本的に日本を指す言葉として定着しているようですが、意味からいったら近隣の関係が深い国にも使えそうですね。わたしも勉強になりました(笑)

発音は難しいと思いますが、言葉を知ることは文化を知ることにもなるので面白いと思いますよ。頑張ってくださいね♪
佐野  【2010/11/19 19:51】
無題
お教えいただきありがとうございます。
 尖閣問題が起こった時、留学生から中国語を習っているという方が新聞に投書されました。中国のお母さんが留学生に「日本と戦争になるから帰って来て」と。留学生が日本の状況を説明しても理解されなかったそうです。
 日本人もまた中国人に対して誤解が多いのでしょう。非難だけでは何も始まりませんね。
 佐野さんのブログから、「そうなんだ」と納得できることがいくつもありました。また教えてください。
 
やじゅ 2010/11/20(Sat)11:05:34 編集
Re:
こんにちは!
留学生という立場からは、良くも悪くもお互いに対する偏見の多さがよく分かります。
でも、偏見を持たずに理解しようとしている人がたくさんいることもわかりますよ。そういう人が増えていけば、国際問題の解決も容易になりそうですね。
コメントありがとうございます!
佐野  【2010/11/20 15:20】
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